大学生が就活前にやっておくと良い4つのこと
大学生から就活や将来の相談をされたときにいつも話している内容をまとめます。
「大学生が就活前にやっておくと良い4つのこと」という柔らかい感じのタイトルにしましたが個人的には4つ全て必須と思っています。
ただこれは自分がいま大学生だったらと言う話です。
自分はインターネットのおかげで起業してやってこれた人間です。
なので広い意味でIT系やその周辺の企業に就職したい人には非常に参考になるかと思います。
それ以外の人は4つとはいわず2~3つやっておくだけでも就活で役に立ちます。
この記事の目次
大学生が就活前にやっておくと良いNo1 留学しよう!
留学は全ての大学生におすすめです。
休学・留年してでも就活前にやっておくべきです。
お金がないなら夏休みや春休みを使った2ヶ月程度の短期語学留学でもOK。
フィリピンの語学学校でも全然問題無し!
フィリピンの語学学校はめちゃくちゃ安いので日本の居酒屋等でバイトして貯めたお金があれば十分2ヶ月ぐらい生活できちゃいます。
大学への編入だとハードル高ければ1年間の語学学校への留学でもOKです。
大学へ通うならアジア圏やヨーロッパは学費安いor無料のところもけっこう多いです。
英語か中国語がおすすめですがスペイン語やポルトガル語などでもOK。
とにかく重要なことは日本語以外の語学習得と日本を出て海外で生活するという経験です。
留学生活を有意義に過ごすために日本にいる間はしっかり語学の勉強をしておきましょう。
読み書きは中学校3年間で習うレベルの復習でOKです。
肝心の話す・聞くについてはオンライン英会話で十分です。
いまどき高いお金だして駅前の英会話教室なんていく必要ないです。
オンライン英会話は格安で家で勉強できるので最高です。
各社かなりの数あるので大手オンライン英会話スクールの無料体験からはじめてみましょう。
就活では役立つときとそうでないときがありますが少なくともマイナスはありえません!
TOEICのスコアが高いほうが就活では有利なので高得点取るほうがいいですが、それよりもとにかく留学先では「話す・聞く」に重点をおいてください。
読み・書きは日本でも勉強できます。
もっと言うと仕事で読み・書きが必要な場合、会話のように瞬発力が求められるケースは稀です。
仕事で英語(他の言語も含む)を使う場合、業界用語や業務で使うテンプレート文章が多様されます。
読み・書きはGoogle翻訳もありますし社会人になれば日常の業務を通じて自然と業界用語に慣れていくものです。
メールで返事するにしても業界用語を理解し中学校3年間で習うレベルを復習しておけばなんとかなります。
書く内容も限られて来るのでテンプレート文章を自分なりに用意しておけばそれほど困ることはありません。
ようするに読み・書きは基礎があれば簡単に慣れることができるというわけです。
しかし会話は瞬発力が求められます。
その場で相手が英語で何を言っているかわからなければ仕事になりません。
なのでTOEICのスコアは高いほうがいいですが留学先では「話す・聞く」に重点をおいて勉強したほうが就活後に役に立ちやすいです。
留学して人生の逃げ道を作っておこう!
当たり前のことですが世界は広いです。
沢山の国があり様々な人種が色々な言語を使います。
日本を出たことがなく日本語しか使ってないと肌感覚で世界を知ることはできません。
ニュースや映像・本だけの世界ではなく実際に海外にでて日本以外での暮らしがあることを実感してほしいです。
これが社会人になってからの人生に必ず役に立ちます!
日本語だけしか話せないと日本でしか生活できません。
日本人としか話せません。
つまり日本に在住し日本にある会社にしか就職できないと錯覚してしまいます!
世界は広いんです。
英語が話せれば沢山の国で生活することができます。
就職先だって世界中の企業の中から選べます。
日本で就活に失敗したからって人生終わりなんてありえない。
日本が嫌になったらいつでも逃げればいいだけです。
逃げ道を作っておけば会社にしがみつく必要もなくなります。
こちらに詳しく書いていますがぜひ語学を習得してフリーランスでも生きていけるスキルを身につけてください。
大学生のうちに留学して語学を習得しておけば日本以外でも暮らしやすくなります。
逃げ道があるとチャレンジしやすくなるので前向きにもなりやすいです!
ぜひ怖がらずに一歩踏み出して留学しちゃいましょう!
休学・留年する1~2年程度なんて長い人生でみたら何のマイナスもデメリットもないので安心して大丈夫です!
大学生が就活前にやっておくと良いNo2 株を買おう!
株を買うと言っても少額でOKです。
株を買うのも全ての大学生におすすめです。
もし自分が就職したい企業が上場企業ならその会社の株をチェックしましょう。
就職希望の会社が上場していない場合は自分が希望する会社が属する業界の上場企業をチェックしてください。
チェック方法は四季報という日本の全上場企業の情報をまとめた書籍があります。
本の中では少々高額ですが就活で役立つと思えば安い出費です。
ぜひ買ってチェックしてください。
上場企業に就職したいのであれば四季報は必須です。
就職希望の会社をチェックしていま抱えてる課題や問題点・今後の会社展望等全てチェックし理解できない・分からない箇所は調べるなりして全て把握しておきましょう。
就職希望の会社だけでなく同じ業界の企業もしっかりチェックしてください。
同じ業界の企業は全て競合だと思ってどうすれば勝てるか、どこが負けているか等徹底的に読み込んで分析してみましょう。
この時点で第一希望の企業が変わることもあるでしょう。
それはそれで全然OKです。
その時はなぜ希望が変わったのかを就活でしっかりアピールできるようにしましょう。
四季報を熟読し就職したい企業が決まったら実際に株を買ってみましょう。
少額でも構いません。
実際に株を買うと本気度が違ってきます。
買うと株価の値動きやニュースへの関心度が高まります。
俗にいう感度が上がるってやつです。
感度が上がると自然と必要な情報に目がとまるようになります。
ここまで本気で取り組んでいる大学生は少数派です。
つまり株をやれば就活で圧倒的に勝ちやすい人間になっていると言うことです。
ぜひ株主という立場で就活に挑んでみてください。
大学生が就活前にやっておくと良いNo3 プログラミングを勉強しよう!
プログラマーになる人は当然勉強しておくべきですがそんなつもりはなくても勉強しておくと得をします。
特にIT関連企業への就職を目指している人は営業だろうが最低限プログラミングぐらいは勉強しておきましょう。
ITとは全然関係ない企業へ就職する場合でもプログラミングができると重宝される場面が多々あります。
別にプロフェッショナルなレベルで技術を身につけろって話ではありません。
基礎的なことを理解しておくだけでもだいぶ有利になるのでぜひ毛嫌いせずに体験してみてください。
意外と面白いと思える人も多いだろうし最初は熱中できたらラッキーぐらいの感覚で全然OKです。
IT系に就職希望だけど上場企業かベンチャーか迷っている人はとりあえずプログラミングの基礎を習得してベンチャー企業でアルバイトしてみることをおすすめします!
プログラミングさえできればベンチャー企業でアルバイトするのは簡単です。
ぜひベンチャー企業でバイトしてみて自分がベンチャー企業に向いているか経験してみてください!
向いていないと思ったら上場企業への就職を目指せばいいだけの話です。
早めにプログラミングを習得してとっととベンチャー企業でバイトしちゃいましょう。
勉強するときはただ勉強しました!ではなく実際にうごくもの・見せれるものを用意しておくと合格率がグンとアップします。
やりたい!ではなく
やってみた!が重要な世界です。
自分なりのポートフォリオを作ってください。
*ポートフォリオの意味はGoogleで検索して調べてください。
いまは無料で勉強できるサービスが沢山あります。
まずは手を動かすことから始めないと話にならないので試しにやってみましょう。
無料でもやらないとなると言い訳できませんからね。
まずはこの2つで勉強するのおすすめです。
無料プランを一通り勉強したら有料プランを試してもいいですし、効率良くやるために最初から有料プランに課金するのもありです。
人間自分のお金を払うと元を取りたいので本気になるものです。
何から学べば良いかわからない人はひとまずHTML CSSから始めましょう。
個人的にはHTMLとCSSを一通り理解できたらJavaScriptに取り組むのをおすすめします。
JavaScriptを理解すると簡単なアプリぐらいならすぐ作れるようになります。
いわゆる「動くアプリ」が作れるようになると思ってください。
この辺の基礎をおさえておくとWordpress(ワードプレス)等の無料でサイトやブログを構築できるテンプレート(テーマ)もカスタマイズできるようになります。
WordPressでサイト構築できるようになっておけばフリーランスとしても仕事GETできるようになるのでいざという時の保険としてもおすすめです。
頑張れば普通の新卒の初任給ぐらいならすぐに稼げるようになります。
就職ではなくフリーランスになれとは言いませんが就職しなくても生活できるだけのお金をフリーランスで稼げることは大きな自信にもなり人生の保険にもなります。
効率良く最短距離で勉強してプログラミングを習得したい人は無料で勉強した後、有料のプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
プログラミングスクールも数多くありますが代表的なところはこの2社です。
無料体験があるのでまずは体験レッスンを受講してみましょう。
順番としては
- ドットインストール&Progateで勉強して一通り感覚を掴む
- TechAcademy (テックアカデミー)やCodeCamp(コードキャンプ)でしっかり習得できるレベルに持っていく
- 何でもいいので自分で簡単なアプリやサイトを作ってみる
- ベンチャー企業でのアルバイトにチャレンジ
こんな感じが効率良いと思います。
大学生が就活前にやっておくと良いNo4 起業しちゃおう!
これは全ての人におすすめするわけではありませんがもし自分がいま大学生だったらすぐに起業しちゃいますね。
何をやるかは起業してから考えてもOKです。
何なら起業した後、経営者数十人にTwitterとかで連絡して「やること決めずに起業したのですが儲かりそうなアイデア教えてくれませんか?」
とか図々しく相談するのもありだと思いますよ。
無視されるの承知で当たって砕けろです。
意外に相談のってくれる人もいるはずです。
この辺は学生の強みですね。
ただ学生でも最低限の礼儀はわきまえたほうが良いと思います。
あとはCrowdWorks(クラウドワークス)とか使ってガシガシ仕事GETしていくのもありですね!
別に起業に失敗してもいいんです。
起業の経験が必ず就活で活かされます!
何より大学生で起業するってほぼリスクないです。
その上、就活にも役立ちます。
将来起業したいと思っている人は大学生のうちに起業しちゃいましょう。
起業したいなら社会人になってからよりも大学生のうちが断然おすすめです。
社会人なって起業しようと思うと会社辞めなきゃいけないですからね。
よく社会人のマナーとか気にする学生多いですが気にしなくてOKです。
社会人のマナーなんて就職しなくても学べます。
何より起業して得たスキルのほうが新卒で得るスキルより何倍も成長スピード早いですよ。
あとよくあるのが就職して経験積んでから起業するっていう大学生多いのですがだいたい起業しませんね。
起業が全てではなく偉いわけでもないのでそれはそれで全然問題ないんです。
でも厄介なのが
「本当は起業したい!でも・・・」
とずっと思いながら会社員続けることですね。
やりたいならやればいいのに踏み出せなくて時間だけ過ぎる。
本当はこんなはずではないと言う気持ちから抜け出せない。
こうなる人けっこう多いので、起業したいならほぼリスク無い大学生のうちに起業しときましょう。
以上、4つを就活前にやっておくことをおすすめします!
4つ全てではなくてもOKなのでできることからチャレンジしてみましょう!